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庭園用語解説

用語解説

踏石、落石、乗石の図
落石(おとしいし)
一番目の石が沓脱石(くつぬぎいし)であり、その次の二番目の石を落石という。
特に躙り口(にじりぐち)の踏石との関係のときに使う用語である。
枯山水(かれさんすい)
景石(けいせき)を組んで滝を表現し、白砂を敷いて水を表現する庭園様式。
沓脱石、踏段石、踏分石の図
沓脱石(くつぬぎいし)
縁先または、書院から外へ出る時、最初に足を踏み下ろすの石のこと。
雨の時に履物をしまうために、建物と石との間に5~6cmの間が開けられる。別名:一番石、一の石、踏石、など。
景石(けいせき)
景石(けいせき)
一つだけ置かれた石のこと。石には一つ一つ顔や表情があり、庭とのバランスの取れた位置、方向に石を据えることが
重要である。
小堀遠州(こぼりえんしゅう)
江戸前期の武将(1579-1647)。武将であると同時に茶人であり、遠州流茶道の開祖。本名、政一(まさかず)、号は、宗甫・孤篷庵(こほうあん)。
古田織部(ふるたおりべ:1544-1615 安土桃山時代の武将・茶人)の高弟。
茶器の鑑定を行うかたわら、国焼きの製作指導と改良に努めた。また、造園家としても手腕を発揮し、江戸城・御所などの作事にあたり、傑出した多くの茶室や庭園を造った。
砂紋
砂紋(さもん)
枯山水に見られる、地表面に海面を表現したもの。
砂紋の形、線の幅、線の深さと、光による陰影で様々な海面を表現することができる。禅寺によると、己の納得の行く砂紋を描くには3年はかかると言われる。
猪おどし(ししおどし)
猪おどし(ししおどし)
庭の添景物の一つで、農作物を猪によって荒らされない様に考案されたものである。
静寂な中に間を置いて響く石を打つ音は、辺りの静けさを更に際立たせる効果がある。別名:僧都(そうず)。
借景(しゃっけい、しゃくけい)
遠くの山や川や樹林の様な自然物または、建築物の様に人工的な物などを、庭の構成要素として主景または、添景(全体を引き立たせるために加えられた物)に置くことで、庭に趣をつくる日本式庭園の手法の一つ。
真・行・草(しん・ぎょう・そう)
「真」とは実体が厳格に完備したもの。それがやや砕けて軟らかな形式になったものは「行」、さらに省略化され軟らかさを増したものを「草」という。
これら三つを合わせて、形式的に変化する三つの格を真・行・草と言う(漢字書体の、真書(楷書)・行書・草書も同じ考え方)。
庭園を築山・平庭・露地に分け、さらにそれを真・行・草に分けたので計九種類の様式ができる。
写真は、延段(のべだん)に見る真・行・草(左から)の例である。
延段(真)
延段(行)
延段(草)
水琴窟(すいきんくつ)
水鉢の手前にある水門からの水を地下に引き込み、埋設した伏し瓶の底の部分から滴下させ反響盤に当たり、伏瓶が共鳴器の役割を果たすことで地上に
水音を聞こえさせるもの。幽かな響きを静かに楽しむ音の仕掛けである。別名:洞水門(どうすいもん)。
竹垣(たけがき)
竹垣(たけがき)
竹材を使用した垣の総称。 四ツ目(よつめ)垣、金閣寺垣(→写真上)銀閣寺垣、建仁寺(けんにんじ、→写 真下)垣、大徳寺(だいとくじ)垣、龍安寺(りゅうあんじ)垣、桂垣、松明(たいまつ)垣、御簾(みす)垣、大津(おおつ)垣、鉄砲垣、穂(ほ)垣、光悦寺(こうえつじ)垣など、種類は多い。
垣の分類として、完全に周りからの視線を遮断するために用いられる「囲垣(かこいがき)」、庭園内または露地の仕切(境界)として用いる「仕切垣(しきりがき)」、建物(書院・茶室)に付していて見切、目隠し、一つの添景として用いられる「袖垣(そでがき)」に分けられる。
竹垣は、風流なものとしてもてはやされたことで、茶庭や一般の庭園に取り入れられていったとも考えられる。禅寺の名称の付いた竹垣が多いのはそのひとつの証拠である。
枯れて茶色に変化した竹肌の持つ侘びた風合いも竹垣の魅力である。
蹲踞(つくばい)
蹲踞(つくばい)
茶事の時、客人が席入りする前に手を洗うためのもの。一般に、水鉢(みずはち)、前石(まえいし)、湯桶石(ゆおけいし)、手燭石(てしょくいし)、水門(すいもん、別名:海 うみ)で構成されている。
水鉢の前につくばって(しゃがんで)水鉢から柄杓一杯の水を酌み、手を洗い、口をすすぐ事によって茶事前に五体を清めるところから、こう呼ばれる。
鶴亀の庭(つるかめのにわ)
庭園様式のひとつで、蓬莱島(ほうらいじま)の局部である。鶴石と亀石を置くのもひとつの方法であるが、大規模なものでは鶴島・亀島をつくって対応させる。亀の方は形を現すのは容易であるが、鶴の方は立った石や松を植えて代わりをする。
燈籠(とうろう)
燈籠(とうろう)
蹲踞(つくばい)の先や露地で灯りを必要とする場所に最小限配置する。
石造美術品だが、その材質は石、木、金属、陶器などが使われる。現在は庭の中のオブジェ的な感覚でよく使用される。

その型の違いによって、春日(かすが)型、織部(おりべ)型、利休(りきゅう→写真)型、奥之院(おくのいん)型、柚之木(ゆずのき)型、多層塔(たそうとう)、雪見(ゆきみ)型、琴柱(ことばしら)型、鉢灯(はちあかり)、岬(みさき)型、角切(すみきり)燈籠、山(やま)燈籠、置(おき)燈籠など、いろいろな種類がある。
飛石(とびいし)
園路石の一つで、本来の目的は茶事の時、露地を歩くのに足元が苔や土で汚れないようにするためにある。また、目的地までの道しるべにもなっている。
飛石(とびいし)
躙り口(にじりぐち)
茶室の客の出入り口のこと。小間特有のもので、高さ65cm、幅60cmほど。狭いので膝でにじり込むことからこう呼ばれる。別 名:にじりあがり、にじり、くぐりぐち、くぐり、など。
延段(のべだん)
延段(のべだん)
ゴロ太石、玉石、切石、割石、板石、瓦など、様々な素材の組合せによってできる石園路の一つ。幅約30~40cm、長さ約1.5~2.0m程度の物が一般 的である。
蓬莱山(ほうらいざん)
中国では仮想の山で仙人が住むところ、不老不死の霊山といわれる。これを日本庭園の中に取り入れて池中の島としたのが蓬莱島(ほうらいじま)で、橋をかけない、人の往来する場所ではない、ひとつの理想郷と考えた。亀の形にしたり、亀を現す石を水岸に置くことがある。 蓬莱に、方丈(ほうじょう)、瀛洲(えいしゅうとう)、壷梁(こりょう)の三つを合わせて、四神島(しじんとう)と称する。
八つ橋(やつはし)
八つ橋(やつはし)
この名の由来は無量寿寺のカキツバタの池にある八つ橋からきており、八枚の板を組合せてできている。現在では、八枚とは限らずハナショウブの池などで見られる。数枚の板を一直線でなくジグザグに掛ける事で景趣を出す。
遣水(やりみず)
庭園の中に細い流れを導き入れ、水元の配石、石積、沢渡石など添景によりその水流を楽しんだ。寝殿式庭園に取り入れられた。
湧水・湧泉(ゆうすい・ゆうせん)
人々の生活の中に清らかな湧泉があって、その善し悪しは邸宅の資格を定める必須条件になっていた。著名な庭園には必ずといってよいほど良質な湧泉があった。蹲踞(つくばい)・手水鉢(ちょうずばち)は湧泉に見立てた茶人のすぐれた独創である。平安時代の頃には溢れ出る水を遣水に流した。
露地(ろじ)
茶室に付属した庭。茶庭。待合、腰掛け、蹲踞などを設ける。
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