筑紫野市にある旅館「大観荘」様より、室内庭園と屋上庭園のご依頼をいただきました。
植物が育たない室内では、フェイク植物を使用しながらも石材は本物にこだわり、重厚感を損なわない室内庭園になりました。
玄関ホールにてお客様を出迎える場所には滝組を。室内ならではの背景の壁装飾も取り込み、外部空間とはまた違う面白いあしらいをすることができました。背後に配植したクロチクは、本物の幹にフェイクの枝葉を組合せ、より本物に近い雰囲気を出せるようにしています。
各広間等の坪庭では、簾との組合せが印象的で、品格のある雰囲気の空間になりました。
玄関ホールから廊下、部屋に至るまで、様々な場所で庭園を楽しみながら、ゆったりと過ごすことができる旅館です。