福岡国際センターで行われたエクステリアフェア2015IN九州にて、モデル庭園を施工させていただきました。モデル庭園では、エクステリアメーカーの資材を取り込みながらの空間創りを考えます。
2015年は、「悠々たる時間の流れる庭」
“忙しい日々の中家に帰って庭を眺め、日々移ろう植物たちや静かに流れる風や水を感じ、ゆったりとした時間を過ごす”という場景をイメージしました。茶庭でいうと待合となる空間を、エクステリア資材を使用して和モダンの雰囲気で造り、そこから蹲踞廻りを眺められるようにしています。
エクステリアフェア2015 モデル庭園


[反対側からの光景]
竹材を塗装したオリジナルのアーチ仕切りを対角線に配置し、空間につながりを持たせます。このアーチは、和柄の青海紋をモチーフに考えたものです。
竹材を塗装したオリジナルのアーチ仕切りを対角線に配置し、空間につながりを持たせます。このアーチは、和柄の青海紋をモチーフに考えたものです。

YKKのカスタマイズパーツで組み合わせたオリジナルの仕切り。植栽と組み合わせることで、程良く空間を遮り、落ち着く空間を創ります。
ベンチとして、TOYO工業のフリップテラスを使用。こちらは簡単施工でテラスやベンチができる資材です。
その手前の敷材は、今年の新商品であるヴィンテージウッドペイブ。使い古された天然木を表現したコンクリート擬木です。
ベンチとして、TOYO工業のフリップテラスを使用。こちらは簡単施工でテラスやベンチができる資材です。
その手前の敷材は、今年の新商品であるヴィンテージウッドペイブ。使い古された天然木を表現したコンクリート擬木です。

園路には、ボルケーノ平板を敷きました。ボルケーノは和モダンの空間によく合いますね。
そして園路の目地には、コウライシバと人口芝を交互に入れています。パッと見分からない!くらいとてもリアルな人工芝。こちらは「日本一つぶれない形状記憶リアル人工芝」メモリーターフです。
そして園路の目地には、コウライシバと人口芝を交互に入れています。パッと見分からない!くらいとてもリアルな人工芝。こちらは「日本一つぶれない形状記憶リアル人工芝」メモリーターフです。

エクステリアフェアでは例年取り込んでいる蹲踞。
茶庭に欠かせぬ日本の伝統文化のあしらいです。
茶庭に欠かせぬ日本の伝統文化のあしらいです。

アルミスリット格子の好きな場所に好きな数取り付けられるというタカショーの新商品。アイデアで面白い空間創りができそうです。

時を経て丸く磨かれた石を模した照明。和の空間に優しく佇みます。

和紙をコーティングしたアクリルが優しく光を拡散。炎のような温かみのある優しい光です。

現場に合わせて光を調整できるスポットライト。