株式会社 別府梢風園

２０２５年９月２６日より恒例のモナコ公国日本庭園の経過観察と技術指導、今後の打合せで出張してまいりました。
新たに地中海を埋め立てて出来たマレッテラ地区との調和を目指して、改修工事の経過観察。

また、３１年前に完成した日本庭園の樹木管理指導など、現地の管理担当者が努力しています。
特に松の芽摘みや古葉落としなど、ヨーロッパにない管理方法の意図などを伝えます。
それは、モナコ国内にある公園・庭園など担当者が３年を目安に配置転換が行われるからです。

しかしながら、引継ぎや新たに知る知識や情報をすぐに吸収し、真面目にコツコツやっていただいております。
例年、地中海性気候のため松は１０月後半から１１月に作業を行うため、まだ枝葉が混みあっております。
間もなく始まる松の管理作業のため、事前に作業手順や意図を伝えてきました。